窓は室内外を繋ぐなくてはならない部分ですが、通りに面しているところだと、外からの視線が気になるのも確かです。視線対策の基本は遮ることですから、カーテンを取りつけて閉めれば簡単に対策できて問題が解決します。また頻繁に開け閉めしないのであれば、窓に家具の背を密着させるように置くことでも、視線対策が実現します。カーテンがないと直射日光が家具に直撃して日焼けを引き起こすので、カーテンはこの場合にも必要です。
塞ぐわけにはいかない窓の視線対策は、室内側のカーテンに加えて、屋内側でも行うことをおすすめします。背の高い植物は視線の妨げになりますから、庭があるなら植物を植えるのが有効です。視線対策はそこに窓がある限り避けて通れませんし、他人の興味や意識を逸らすのは難しいので、絶対的で完璧な対策というものはないのかもしれないです。しかし、ダミーでも防犯カメラを設置したり、防犯カメラ作動中といったステッカーを貼ることで、心理的に視線を遠ざけることは可能です。
窓の視線対策には少なからず手間とコストが掛かりますが、複数の方法を組み合わせれば、更に効果的な対策になると考えられます。他にも定期的に散歩をして住民の存在をアピールしたり、地元の人達にパトロールをしてもらうのもありです。人の存在は他人の視線や意識を遠ざけることになるので、こうした活動は有効ですし一定の効果に期待できます。完全に埋めて壁にしてしまうのが最も効果的ですが、四方を壁にするわけにはいきませんから、現実的な対策を検討して実施するのが正解です。